あけましておめでとうございます
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10月に研究所から戻ってきて半年。
研究室の皆様や共同研究者の方々に惜しまれながら元の職場に戻ってきたわけですが、この半年の間に、国際誌に論文を投稿して予想より評価が高かったり、K大でやってくれた追加実験のデータが良かったりと研究自体は良い方向に進んでおりまして、この研究に何とかきちんとした結末をつけてやりたい、と悩んでおりました。
元々研究自体の評価は高かったと言って間違いないと思います。
昨年度は前任の研究担当者のK前室長が学会賞を取ったり、科研費Sが(分担ですが)当たったりとますます運が向いているようでした。
ところが私の転勤に続いて、この研究の両輪の片方だったK大のG氏まで母校の助教に採用されたために離脱を余儀なくされてしまいました。それ自体はめでたいことで、ましてや私の研究でイネの病害抵抗性誘導をやっていたことが決め手の一つだったようですから嬉しい限りです。
しかし、これでこの研究はほぼ完全に頓挫したと言っても良い状態になってしまいました。
G氏曰く、「こんな可哀想な研究は見たことがない(苦笑)」
しかし先日の学会で、私の知人はもちろん、私が存じ上げなかった沢山の方達までもが私の研究に注目してくれていたことや、私(やG氏)の転勤とそれに伴う研究の事実上の停止を惜しんでいることを知って、私は決心しました!
この研究は行ける!予定通りこのまま件の国際誌に載れば間違いない!しかしこのままではこの研究の未来はない!こうなったら私が今の職を辞し、研究者として復帰するしかない!
横浜には古巣の楽団や学生時代からの友人など躊躇させてくれる物が色々あるのですが、断腸の思いでそれらは諦めることにしました。
というエイプリル・フールを考えたのですが、嘘だと見破れる人がほとんどいないことに気が付きまして、洒落になりそうにないので諦めることにしました![]()
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4月2日は西行忌の日。1190年2月16日没。
晩年に
願はくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月のころ
と詠んでいた西行はその望みの通りに73歳で円寂。
藤原俊成の『長秋詠藻』より
「…かの上人(西行のこと)先年に桜の歌多く読みけるなかに
ねがはくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ
かく詠みたりしを、をかしく見たまへし程に、つゐにきさらぎ十六日望日(もちのひ)終りとげける事、いとあはれにありがたくおぼえて、ものに書きつけ侍る
ねがひおきし花の下にて終りけり蓮の上もたがはざるなん」
ということで一昨日はうちに西行大好きのU野さんを呼びました。うちの研究所は桜の名所でもあるのですが、外はちょっと寒すぎたので。
賀茂泉の純米付きで(笑)
良い月夜でした。
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